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二色成形とは,異なる2種類の樹脂を組み合わせて一体に成形するものです。
そのため、異材質成形や異材質一体成形とも呼ばれております。
金型は一次側(一種類目の材料用)と二次側(二種類目の材料用)と二種類から成っています。
二色成形応用製品をご紹介します。 |
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1.カメラフィルターへの応用 |
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着色アクリルと一般透明アクリルを組み合わせてカメラ用のフィルターに使用されます。 |
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二色成形 応用例(1) |
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2.メッキ部品への応用 |
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ポリカーボネートはメッキが付着しにくいという特性を利用してABSとポリカーボネートの二種類の樹脂で二色成形し、メッキを付着させ、携帯電話の光透過釦に使用されたり、又、外観筐体部に適用してデザイン性の高い商品に採用されております。 |
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二色成形 応用例(2) |
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3.グリップ部への応用 |
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熱可塑性エラストマー(軟質材料)と硬質材料の異材質の材料を組み合わせて、色々な製品のグリップ部に使用されています。 |
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二色成形 応用例(3) |
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4.防水部品シール部への応用 |
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熱可塑性エラストマー(軟質材料)を防水部のシールパッキン代替材として利用し、硬質材料と組み合わせて異材料一体成形をすることにより、種々の防水機能を持たせた構造部品として使用されています。 |
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二色成形 応用例(4) |
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5.二色インモールド成形 |
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二色成形を更に発展させたものとして、二色インモールド(型内フィルム転写)成形があります。
これは、二次側にフィルム送り装置を設置し、一次側成形後、二次側の成形をする際に同時に型内でフィルム転写をするものです。
携帯電話の筐体前面に用いられ、特徴のあるデザインを出すと同時に、フィルムで硬度を保証できるためUV塗装が不要となります。
また、この応用例として車の内装部品で光透過釦への応用、特に多色が要求される部品に最適です。 |
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二色成形 応用例(5_1) |
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二色成形+インモールド工法を採用すると、使用色数も増やすことができ、一次側 の樹脂で遮光も可能であり、デザインの自由度が拡がる。
塗装色では出せないメタリック調の光沢や異なる色調が隣接するようなデザインも可能です。
表面硬度も4H〜5Hがレベルが可能です。 |
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二色成形 応用例(5_2) |
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